フィリピン人受け入れ

日本とフィリピンは経済連携協定を結んで、看護師、介護福祉士候補の受入を始めました。まずは日本に来て半年の日本語研修や看護研修を受けます。その後に病院で働きながら研修をしていき、看護師国家試験の合格を目指します。日本にいられる期間は限られていて看護師候補は3年を上限としています。そして期間内に合格できなかった者は帰国しなければなりません。合格したら看師として滞在、就労が可能になります。日本人が従事する場合と同等以上の報酬を受けることができるようです。慣れない土地でたった3年で看護師国家試験に合格しなければならないわけですから相当厳しいものになります。まずは日本の気候に慣れなければなりません。フィリピンとは違って日本の冬は寒いです。ある記事で読んだのですが、青森県の病院に配属された看護師候補生が寒さに耐えきれなくてリタイアしたというものでした。フィリピンは温暖な土地です。その気候に慣れていたら青森県の気候は寒過ぎて耐えきれないものとなるでしょう。さらには言葉の壁も大きいです。看護師候補生が3年間で看護師国家試験に合格する確率はまだまだ低いようです。日本語を3年で理解できなくてはならないので、フィリピンにいた時から日本語を勉強していた方が有利でしょう。フィリピン人が日本で成功するにはさまざまな問題に立ち向かわなければなりません。異国の地でやっていくには想像以上に困難なのでしょう。頑張る人を応援したいです。